暑さで食欲が落ちるとき|体のリズムとの関係
- 横田 浩一
- 7月29日
- 読了時間: 6分

暑い日が続くと
お腹は空いているはずなのに
食べたい気持ちが起こらない
温かい料理を見ると重く感じる
冷たい飲み物や
さっぱりした物だけで
済ませたい
そんな変化を感じる方も
多いのではないでしょうか
食欲が落ちると
食事の量が減り
体を動かすために
必要なものも
十分に取りにくくなります
その結果
疲れやすい
力が入りにくい
朝から体が重い
といった変化に
つながることも
夏の食欲低下は
胃だけの問題とは
限りません
暑さ
睡眠不足
水分不足
冷房による冷え
自律神経の働き
こうした体全体の状態が
重なっていることも
考えられます
暑さの中で
体は調整を続けています
気温が高い日は
体にこもった熱を
逃がすために
汗をかきます
皮膚の血流も変化し
体は暑さに合わせて
細かな調整を続けます
この状態が長く続くと
体力を使いやすく
だるさや疲れを
感じやすくなります
疲れがたまった状態では
料理を作ることや
食事をすること自体が
負担に感じられることも
寝苦しい夜の疲れが
残っていることも
夜になっても気温が下がらず
寝つきにくい
何度も目が覚める
朝になっても
休んだ感じがしない
こうした夜が続くと
日中の活動量が減ったり
食事を用意する気力が
出にくくなったりします
朝食を抜き
昼も軽く済ませ
夕方になってから
強い疲れを感じる
という流れに
つながることも
冷たい物だけに
偏りやすい季節です
食欲がないときは
そうめん
冷たい麺類
アイス
冷たい飲み物
などが
食べやすく感じられます
無理に温かい料理を
食べる必要はありません
ただし
食べやすい物だけで
何日も済ませていると
主食に偏り
肉
魚
卵
大豆製品
野菜
などを取る機会が
少なくなることも
考えられます
麺類を食べるときには
卵
豆腐
鶏肉
ツナ
納豆
夏野菜
などを少し添えるだけでも
食事の内容を
整えやすくなります
一度に多く食べることより
食べられる物を
組み合わせることが
大切です
冷房で
お腹や体が冷えることも
外は暑くても
一日の多くを
冷房の効いた室内で
過ごしていると
体の表面や
お腹まわりが冷えることも
さらに
冷たい飲み物を
短時間にたくさん飲むと
お腹が重い
食事が入りにくい
と感じる方もいます
冷たい物を
すべて避ける必要は
ありません
冷房の風を直接受けない
飲み物を一気に飲まない
温かい汁物や
お茶も取り入れてみる
その日の体調に合わせながら
調整してみてください
自律神経は
消化や体温調整にも
関わります
自律神経は
体温
血流
睡眠
呼吸
内臓の働き
などを調整しています
強い暑さ
冷房の効いた室内
寝苦しい夜
食事時間の乱れ
こうした変化が続くと
体は何度も調整を
繰り返します
体の緊張が
抜けにくい状態では
食事の時間になっても
落ち着かない
呼吸が浅い
食べたい気持ちが
起こりにくい
と感じることも
食欲だけを
見るのではなく
一日の過ごし方や
睡眠の状態まで
確認することが大切です
首や肩の緊張が
続いていませんか
首や肩に
力が入った状態では
呼吸も浅くなりやすく
体が休みに
向かいにくくなります
パソコンやスマートフォンを
長時間見ている
冷房の風が
首や肩に当たっている
暑さで外出が減り
同じ姿勢が続いている
こうした状態が重なると
首や肩の重さとともに
疲労感や食欲の低下を
感じることも
考えられます
水分不足にも
気をつけてください
暑い日は
汗とともに
水分が失われます
食欲が落ちると
食事から取っていた水分も
少なくなりがちです
喉が渇いてから
一度にたくさん
飲むのではなく
少量ずつ
こまめに取って
みてください
水
お茶
汁物
果物
なども
水分を取る方法です
たくさん汗をかいた日には
体調や活動量に合わせて
塩分も意識してください
ただし
心臓や腎臓の病気などで
水分や塩分を
制限されている方は
自己判断で増やさず
医師の指示に
従うことが大切です
食べられないときにできる
小さな工夫
食欲が落ちているときに
一度にしっかり
食べようとすると
食事が負担に
感じられます
無理をせず
食べられそうな時間に
少量ずつ
取ってみてください
一日三回にこだわらず
回数を分ける
麺類に
卵や豆腐を加える
おにぎりと
具のある汁物を
合わせる
ヨーグルトや果物を
取り入れる
酸味や香味野菜を
利用する
食事の前に冷房で
室内を涼しくする
食事を作る負担が
大きい日は
市販品も利用する
毎回完璧に
整える必要は
ありません
食べられる物の中から
主食
たんぱく質を含む食品
野菜や果物
を少しずつ
組み合わせることが
続けやすい方法の
一つになります
食欲低下を
暑さだけのせいに
しないことも大切です
暑い時期には
食欲が落ちることも
ありますが
長く続く食欲低下には
別の原因が
隠れている場合も
あります
数日たっても
ほとんど食べられない
水分も取れない
体重が急に減った
吐き気や下痢が続く
強いだるさや頭痛がある
意識がぼんやりする
このようなときは
暑さのせいだと
我慢せず
早めに医療機関へ
相談してください
暑い環境で
めまい
吐き気
頭痛
強い倦怠感
などが
出た場合は
熱中症の可能性にも
注意が必要です
涼しい場所へ移動し
衣服を緩め
体を冷やしてください
自分で水分を
取れないときや
意識の状態が
おかしいときは
救急車を
呼ぶ必要があります
鍼治療幸では
食欲だけでなく
体全体を確認します
食欲が落ちたとき
胃の状態だけが
関係しているとは限りません
睡眠不足
首や肩の緊張
呼吸の浅さ
冷房による冷え
暑さによる疲れ
体温調整の負担
こうしたものが
重なりながら
食べにくさとして
表れていることも
考えられます
鍼治療幸では
症状が出ている
場所だけではなく
全身230か所以上を
確認しながら
体のどこに
負担がかかっているのかを
ていねいにみています
原因が
一つに見えない不調でも
体全体のつながりから
確認することで
整えていくための
手がかりが
見つかることも
あります
まとめ
暑さで
食欲が落ちるときは
気温の高さだけでなく
寝苦しさ
水分不足
冷たい飲食物
冷房による冷え
首や肩の緊張
自律神経の働き
などが
重なっていることも
考えられます
食べられない自分を
責める必要はありません
一度にたくさん
食べようとせず
食べられる物を
少しずつ
組み合わせてみてください
暑さを我慢せず
水分をこまめに取り
体を休ませることも大切です
食欲が戻らない
体重が減っている
水分も取りにくい
そのような状態が
続くときは
暑さだけの問題と
思い込まず
医療機関へ
相談してください
食欲だけではなく
体全体の状態を
確認することで
夏を過ごすための
手がかりが
見えてくるかも
しれません



