冷房や暑さで疲れがたまるとき|体全体のつながり
更新日:8月6日

暑い日が続き
冷房を使う時間も
長くなってきました
朝起きたときから
身体が重い
以前より疲れやすい
休んでも
すっきりした感じがしない
首や肩の重さも
なかなか取れない
このような変化を
感じていませんか
夏の疲れは
一日だけの暑さで
生じているとは限りません
日中の強い暑さ
冷房の効いた室内
寝苦しい夜
食事量の低下
水分不足
同じ姿勢の続く生活
こうした
小さな負担が重なり
少しずつ疲れが
たまっていることも
考えられます
暑い日には体温調整が続きます
気温が高いとき
身体は汗を出し
皮膚へ流れる血液を
増やしながら
体内の熱を
外へ逃がそうとします
暑い場所で
過ごす時間が長いほど
この調整も
長く続きます
厚生労働省は
高温の環境で
発汗による体温調節などが
働きにくくなると
体内に熱がこもり
さまざまな症状に
つながると説明しています
熱中症は
屋外だけでなく
室内で
何もしていないときにも
起こる可能性が
あります
冷房と暑い屋外を
行き来しています
暑さを我慢せず
冷房を使うことは
とても大切です
一方で
冷房の効いた室内と
暑い屋外を
何度も行き来すると
そのたびに身体は
環境に合わせようとします
室内では寒く感じる
外に出ると急に汗が出る
再び室内へ戻ると
身体が冷える
この繰り返しによって
夕方にはぐったりする
首や肩がこわばる
身体に力が入りにくい
と感じる方もいます
環境省の資料でも
冷房の風を
長時間身体へ
直接当てないよう
注意することが
夏の過ごし方として
示されています
夜に十分
休めていないことも
疲れを整えるためには
夜に身体を休ませる時間が
欠かせません
けれども
夜になっても暑い
冷房が切れると目が覚める
冷房をつけたままだと
寒く感じる
寝汗で何度も起きる
このような夜が続くと
布団で過ごす時間が
長くても
朝に疲れが残りやすく
なります
厚生労働省の
睡眠に関する資料では
夏は寝室の室温が高いと
睡眠時間が短くなり
睡眠効率も低下しやすいため
エアコンなどを使い
夜間を通じて
寝室を涼しく保つことが
勧められています
食事量の低下も
疲れにつながります
暑さで食欲が落ちると
朝食を抜く
昼食を軽く済ませる
冷たい麺類だけを食べる
飲み物だけで済ませてしまう
という日も
増えやすくなります
一度に食べられないときは
無理に量を
増やす必要はありません
食事を小分けにする
麺類へ卵や豆腐を加える
おにぎりに
具のある汁物を合わせる
果物や乳製品など
取り入れやすい物を選ぶ
その日の体調に合わせて
食べられる物を
少しずつ組み合わせて
みてください
水分不足が
重なっていることも
汗をかく夏は
身体から水分が
失われやすい時期です
喉が渇くまで飲まない
忙しくて
水分を取る時間が少ない
冷房の部屋では
汗をかいていないと
思ってしまう
食欲が落ちて
食事から取る水分も
減っている
このような状況が重なると
身体のだるさや
集中しにくさを
感じることも
考えられます
熱中症警戒アラートが
発表された日は
涼しい環境で過ごし
こまめに休憩しながら
水分や塩分を
補うことが
勧められています
ただし
心臓や腎臓の病気などで
水分や塩分について
医師から指示を
受けている方は
その指示を
優先してください
自律神経と一日のリズム
自律神経は
血圧
消化
発汗
排泄
など
自分で意識して
動かせない働きの
調整に
関わっています
また
睡眠や目覚め
体温
血圧
心拍
などは
約24時間の
体内時計によって
リズムを刻んでいます
夏は
暑さで寝る時間が遅れる
夜中に何度も目が覚める
朝食を取れない
日中の活動量が減る
休日に長く寝てしまう
という変化が
起こりやすい
時期です
生活の時間が
少しずつずれると
夜になっても
休みに入りにくい
朝になっても目覚めにくい
昼間もすっきりしない
と感じることも
考えられます
毎日完璧に
そろえる必要は
ありません
朝はできるだけ
同じ時刻に起きる
起きたら窓辺で
光を取り入れる
少量でも
食べられる量で良いので
朝食を取る
涼しい時間に
身体を動かす
このような
小さな習慣が
一日の区切りを
整える助けになります
首や肩の緊張が
残っていませんか
暑い日は
外出する時間が減り
冷房の効いた部屋で
同じ姿勢を
続ける時間が
長くなりがちです
パソコンを見る
スマートフォンを見る
ソファで長時間過ごす
首へ冷房の風が当たる
こうした状態が重なると
首や肩へ力が入り
呼吸も浅く
感じることがあります
首は
頭を支えながら
肩や背中
胸まわりの動きとも
つながっています
首だけを原因と
決めつけることは
できませんが
疲れが取れにくいときに
首や肩の状態を
確認することは
身体全体を考える
一つの手がかりです
日常でできる小さな工夫
疲れがたまって
いるときは
頑張って
運動することよりも
身体への負担を
減らすことから
始めてみてください
冷房を適切に使う
風を首や肩へ直接当てない
薄手の羽織りや寝具で
調整する
水分を少量ずつ取る
食事を小分けにする
涼しい時間に
軽く身体を動かす
入浴やシャワーで汗を流す
寝る前の照明を少し落とす
朝はできるだけ
同じ時刻に起きる
すべてを一度に
行う必要は
ありません
今の生活に
取り入れやすいことを
一つ選ぶところから
始めてみてください
強いだるさは
熱中症の可能性にも
注意してください
夏のだるさを
単なる疲れだと
思っていたら
熱中症だった
という場合も
考えられます
脱水が進むと
全身のだるさ
集中力の低下
頭痛
吐き気
気分の悪さ
などが現れる
こともあります
めまい
大量の発汗
立ちくらみ
筋肉の痛みやけいれん
頭痛
吐き気
普段とは違う強いだるさ
このような変化を
感じたときは
涼しい場所へ移り
衣服を緩め
身体を冷やしてください
自分で水分を飲めない
呼びかけへの反応が
おかしい
意識がはっきりしない
そのような場合は
すぐに救急車を
呼ぶことが必要です
鍼治療幸では
身体全体の状態を
確認します
夏の疲れが
続いているとき
だるさだけ
睡眠だけ
食欲だけ
首や肩だけを見ても
背景が
はっきりしないことも
考えられます
当院では
症状を感じている
場所だけでなく
全身230か所以上を
確認しながら
どこに負担が
かかっているのかを
ていねいにみています
首や後頭部も
確認しますが
首だけを原因と
決めつけることは
しません
睡眠
呼吸
身体の冷え
姿勢
食事
疲労の積み重なり
こうした
身体全体の
つながりから
整えていくための
手がかりを探します
強い症状や
急な変化があるときは
鍼治療だけで判断せず
医療機関への受診を
優先することが
大切です
まとめ
冷房や暑さで
疲れがたまるときは
一日の暑さだけでなく
室内外の温度差
寝苦しさ
食事量の低下
水分不足
首や肩の緊張
一日の生活リズム
などが
重なっていることも
考えられます
休んでも
疲れが取れないときは
無理に頑張ろうとせず
身体への負担を
一つずつ減らして
みてください
暑さを我慢せず
冷やしすぎにも
気をつけながら
眠ること
食べること
水分を取ること
身体を少し動かすこと
を整えて
いきましょう
不調が長く続くときや
日常生活に
支障が出ているときは
一人で抱え込まず
医療機関や専門家へ
相談することも大切です



