冷房や暑さで疲れがたまるとき|体全体のつながり
- 横田 浩一
- 2 日前
- 読了時間: 6分
更新日:1 日前

暑い日が続き
冷房を使う時間も
長くなってきました
朝起きたときから
身体が重い
以前より疲れやすい
休んでも
すっきりした感じがしない
首や肩の重さも
なかなか取れない
このような変化を
感じていませんか
夏の疲れは
一日だけの暑さで
生じているとは限りません
日中の強い暑さ
冷房の効いた室内
寝苦しい夜
食事量の低下
水分不足
同じ姿勢の続く生活
こうした
小さな負担が重なり
少しずつ疲れが
たまっていることも
考えられます
暑い日には体温調整が続きます
気温が高いとき
身体は汗を出し
皮膚へ流れる血液を
増やしながら
体内の熱を
外へ逃がそうとします
暑い場所で
過ごす時間が長いほど
この調整も
長く続きます
厚生労働省は
高温の環境で
発汗による体温調節などが
働きにくくなると
体内に熱がこもり
さまざまな症状に
つながると説明しています
熱中症は
屋外だけでなく
室内で
何もしていないときにも
起こる可能性が
あります
冷房と暑い屋外を
行き来しています
暑さを我慢せず
冷房を使うことは
とても大切です
一方で
冷房の効いた室内と
暑い屋外を
何度も行き来すると
そのたびに身体は
環境に合わせようとします
室内では寒く感じる
外に出ると急に汗が出る
再び室内へ戻ると
身体が冷える
この繰り返しによって
夕方にはぐったりする
首や肩がこわばる
身体に力が入りにくい
と感じる方もいます
環境省の資料でも
冷房の風を
長時間身体へ
直接当てないよう
注意することが
夏の過ごし方として
示されています
夜に十分
休めていないことも
疲れを整えるためには
夜に身体を休ませる時間が
欠かせません
けれども
夜になっても暑い
冷房が切れると目が覚める
冷房をつけたままだと
寒く感じる
寝汗で何度も起きる
このような夜が続くと
布団で過ごす時間が
長くても
朝に疲れが残りやすく
なります
厚生労働省の
睡眠に関する資料では
夏は寝室の室温が高いと
睡眠時間が短くなり
睡眠効率も低下しやすいため
エアコンなどを使い
夜間を通じて
寝室を涼しく保つことが
勧められています
食事量の低下も
疲れにつながります
暑さで食欲が落ちると
朝食を抜く
昼食を軽く済ませる
冷たい麺類だけを食べる
飲み物だけで済ませてしまう
という日も
増えやすくなります
一度に食べられないときは
無理に量を
増やす必要はありません
食事を小分けにする
麺類へ卵や豆腐を加える
おにぎりに
具のある汁物を合わせる
果物や乳製品など
取り入れやすい物を選ぶ
その日の体調に合わせて
食べられる物を
少しずつ組み合わせて
みてください
水分不足が
重なっていることも
汗をかく夏は
身体から水分が
失われやすい時期です
喉が渇くまで飲まない
忙しくて
水分を取る時間が少ない
冷房の部屋では
汗をかいていないと
思ってしまう
食欲が落ちて
食事から取る水分も
減っている
このような状況が重なると
身体のだるさや
集中しにくさを
感じることも
考えられます
熱中症警戒アラートが
発表された日は
涼しい環境で過ごし
こまめに休憩しながら
水分や塩分を
補うことが
勧められています
ただし
心臓や腎臓の病気などで
水分や塩分について
医師から指示を
受けている方は
その指示を
優先してください
自律神経と一日のリズム
自律神経は
血圧
消化
発汗
排泄
など
自分で意識して
動かせない働きの
調整に
関わっています
また
睡眠や目覚め
体温
血圧
心拍
などは
約24時間の
体内時計によって
リズムを刻んでいます
夏は
暑さで寝る時間が遅れる
夜中に何度も目が覚める
朝食を取れない
日中の活動量が減る
休日に長く寝てしまう
という変化が
起こりやすい
時期です
生活の時間が
少しずつずれると
夜になっても
休みに入りにくい
朝になっても目覚めにくい
昼間もすっきりしない
と感じることも
考えられます
毎日完璧に
そろえる必要は
ありません
朝はできるだけ
同じ時刻に起きる
起きたら窓辺で
光を取り入れる
少量でも
食べられる量で良いので
朝食を取る
涼しい時間に
身体を動かす
このような
小さな習慣が
一日の区切りを
整える助けになります
首や肩の緊張が
残っていませんか
暑い日は
外出する時間が減り
冷房の効いた部屋で
同じ姿勢を
続ける時間が
長くなりがちです
パソコンを見る
スマートフォンを見る
ソファで長時間過ごす
首へ冷房の風が当たる
こうした状態が重なると
首や肩へ力が入り
呼吸も浅く
感じることがあります
首は
頭を支えながら
肩や背中
胸まわりの動きとも
つながっています
首だけを原因と
決めつけることは
できませんが
疲れが取れにくいときに
首や肩の状態を
確認することは
身体全体を考える
一つの手がかりです
日常でできる小さな工夫
疲れがたまって
いるときは
頑張って
運動することよりも
身体への負担を
減らすことから
始めてみてください
冷房を適切に使う
風を首や肩へ直接当てない
薄手の羽織りや寝具で
調整する
水分を少量ずつ取る
食事を小分けにする
涼しい時間に
軽く身体を動かす
入浴やシャワーで汗を流す
寝る前の照明を少し落とす
朝はできるだけ
同じ時刻に起きる
すべてを一度に
行う必要は
ありません
今の生活に
取り入れやすいことを
一つ選ぶところから
始めてみてください
強いだるさは
熱中症の可能性にも
注意してください
夏のだるさを
単なる疲れだと
思っていたら
熱中症だった
という場合も
考えられます
脱水が進むと
全身のだるさ
集中力の低下
頭痛
吐き気
気分の悪さ
などが現れる
こともあります
めまい
大量の発汗
立ちくらみ
筋肉の痛みやけいれん
頭痛
吐き気
普段とは違う強いだるさ
このような変化を
感じたときは
涼しい場所へ移り
衣服を緩め
身体を冷やしてください
自分で水分を飲めない
呼びかけへの反応が
おかしい
意識がはっきりしない
そのような場合は
すぐに救急車を
呼ぶことが必要です
鍼治療幸では
身体全体の状態を
確認します
夏の疲れが
続いているとき
だるさだけ
睡眠だけ
食欲だけ
首や肩だけを見ても
背景が
はっきりしないことも
考えられます
当院では
症状を感じている
場所だけでなく
全身230か所以上を
確認しながら
どこに負担が
かかっているのかを
ていねいにみています
首や後頭部も
確認しますが
首だけを原因と
決めつけることは
しません
睡眠
呼吸
身体の冷え
姿勢
食事
疲労の積み重なり
こうした
身体全体の
つながりから
整えていくための
手がかりを探します
強い症状や
急な変化があるときは
鍼治療だけで判断せず
医療機関への受診を
優先することが
大切です
まとめ
冷房や暑さで
疲れがたまるときは
一日の暑さだけでなく
室内外の温度差
寝苦しさ
食事量の低下
水分不足
首や肩の緊張
一日の生活リズム
などが
重なっていることも
考えられます
休んでも
疲れが取れないときは
無理に頑張ろうとせず
身体への負担を
一つずつ減らして
みてください
暑さを我慢せず
冷やしすぎにも
気をつけながら
眠ること
食べること
水分を取ること
身体を少し動かすこと
を整えて
いきましょう
不調が長く続くときや
日常生活に
支障が出ているときは
一人で抱え込まず
医療機関や専門家へ
相談することも大切です



