暑さが戻ると体調が崩れやすいとき|体全体のつながり
- 横田 浩一
- 6 日前
- 読了時間: 6分

少し涼しい日が続いたあと
また急に暑さが戻ってくる
そんなときに
身体が重い
いつもより疲れる
頭がすっきりしない
首や肩が重い
何となく調子が出ない
と感じることが
あります
ずっと暑い日が続いている
ときとは違い
一度涼しさに
慣れたあとに
暑さが戻ると
思っていた以上に
身体へ負担を
感じる方もいます
さらに
8月中旬は
これまでの暑さによる疲れ
冷房
寝苦しさ
食欲の低下
夏休み中の生活時間の変化
なども
重なりやすい時期です
今回は
暑さが戻ったときに
体調を崩しやすい背景を
体全体のつながりから
考えてみます
身体は暑さに
少しずつ慣れていきます
暑い日が続くと
身体は少しずつ暑い環境へ
対応していきます
これを
暑熱順化と呼びます
暑さに慣れることで
汗をかくタイミングや
体温を調整する働きも
暑い環境へ
適応していきます
一方で
涼しい環境で
過ごす期間が続いたあと
再び暑い場所で活動すると
以前と同じ感覚で動いても
負担を感じやすい
ことがあります
環境省も
久しぶりに暑い環境で
活動する場合は
暑さに慣れていないため
無理をせず
徐々に身体を
暑さへ慣らすことを
勧めています。
特に休暇明けなど
暑い環境から
しばらく離れていた場合は
最初から
いつも通りに
動こうとしないことが
大切です。
涼しかったから大丈夫とは
限りません
数日涼しく過ごせると
身体も少し楽になり
「もう暑さには慣れた」
と感じることがあります
しかし
再び30℃を超える
暑さになると
汗をかく
皮膚へ血液を送る
身体の熱を外へ逃がす
といった調整が
再び必要になります
特に
買い物
通勤
外出
家事
屋外での作業
などを
涼しかった日の
感覚のまま行うと
思った以上に
疲れることがあります
暑さが戻った
最初の数日は
予定を詰めすぎず
こまめに休むことを意
識してみてください
夏休み中の
生活リズムも関係します
8月中旬は
夏休みやお盆休みで
いつもと違う
生活をしていた方も
多いと思われます
夜更かしをする
朝ゆっくり起きる
食事の時間が変わる
昼寝が長くなる
室内で過ごす時間が増える
こうした生活から
仕事や普段の生活へ
急に戻るだけでも
身体は変化への対応が
必要になります
そこへ
強い暑さが重なると
朝から身体が重い
昼頃には疲れている
夜になってもすっきりしない
と感じることが
あります
夜の暑さが戻ると
睡眠にも影響します
昼間の暑さが戻ると
夜も気温が
下がりにくくなる
ことがあります
一度涼しい夜に
慣れたあとでは
同じ室温でも
寝苦しく感じることも
寝つけない
夜中に目が覚める
朝まで冷房を
使うようになった
起きても疲れが取れない
という状態が続くと
日中の暑さによる負担と
夜の睡眠不足が
重なりやすくなります
睡眠と覚醒のリズムには
朝の光や
日中の過ごし方も
関係します
厚生労働省も
朝や日中に光を取り入れ
夜の照明を抑えることを
睡眠リズムを
整える方法として
紹介しています
食欲が
戻りきっていない場合も
あります
暑さが少し
落ち着いたときに
食欲が戻ってきたように
感じても
身体の疲れが残っていると
また暑くなった途端に
食べたくない
冷たい物だけで済ませたい
食事を作るのも大変
と感じることが
あります
食べる量が減り
水分を取る量も
少なくなると
暑い時期を
過ごすための負担は
さらに大きくなります
一度にたくさん
食べようとせず
食べられる物を少しずつ
取ってみてください
冷房との温度差も
再び大きくなります
外が暑くなるほど
室内との温度差も
大きくなりやすく
なります
屋外では暑い
電車や店では冷える
家に戻るとまた冷房を使う
こうした環境を
行き来しながら
身体はそのたびに
温度へ対応しています
冷房を使わず
暑さを我慢する
必要はありません
室内でも熱中症は
起こるため
暑さを避け
適切に冷房を
使うことは大切です
そのうえで
冷たい風を
首や肩へ直接当てない
冷えを感じたら
薄手の衣類で調整する
長時間同じ場所で
冷風を受け続けない
といった工夫も
してみてください
首や肩の重さが
出ることもあります
暑い日には
外出を避け
室内で過ごす時間が
長くなりやすく
なります
パソコン
スマートフォン
テレビ
ソファでの長時間の姿勢
こうした生活が続くと
首や肩へ
同じ負担が
かかりやすくなります
そこへ
冷房の風
睡眠不足
疲れ
が重なると
首や肩が重い
後頭部がすっきりしない
身体全体がだるい
と感じることも
あります
首だけが原因
ということでは
ありません
首や肩の状態も含めて
身体全体を
見ていくことが
大切です
暑さが戻ったときに
意識したいこと
少し涼しい日が
あったあとに
また暑くなったときは
身体もすぐに
元の状態へ戻るとは
限りません
最初の数日は
無理をしすぎず
少し余裕を持って
過ごしてみてください
暑い時間帯の外出を避ける
日陰や涼しい場所で休む
室内では冷房を適切に使う
喉が渇く前から
少しずつ水分を取る
一度に長時間動かない
ムリをせず
食べられる量だけでも
食事を取る
朝の光を取り入れる
眠る時間を
大きくずらさない
すべてを一度に行う必要は
ありません
今の身体の状態に合わせて
できることから
整えてみてください
厚生労働省は
室内・屋外を問わず
のどの渇きを
感じる前から
こまめに水分を
取ることや
暑さを避けて
過ごすことを
勧めています。
強いだるさを
夏の疲れだけと
思わないでください
暑さが戻った時期に
急に身体がだるくなると
「夏の疲れかな」
と思うことがあります
ただし
めまい
立ちくらみ
頭痛
吐き気
大量の発汗
筋肉の痛みやけいれん
強い倦怠感
などは
熱中症でも
みられる症状です
このような変化が
ある場合は
まず涼しい場所へ移り
衣服を緩め
身体を冷やしてください
自分で水分を飲めない
意識がはっきりしない
呼びかけへの反応がおかしい
そのような場合は
すぐに救急車を
呼ぶ必要があります
鍼治療幸では
体全体の状態を確認します
暑さが戻ってから
身体が重い
疲れが抜けない
首や肩がつらい
眠りが浅い
食欲が出ない
いくつもの変化が
重なることがあります
そのようなとき
一つの症状だけを見ても
背景が
はっきりしないことが
あります
鍼治療幸では
症状を感じている
場所だけでなく
全身230か所以上を
確認しながら
身体のどこに
負担がかかっているのかを
ていねいにみています
首や後頭部
だけではなく
睡眠
身体の冷え
呼吸
姿勢
疲れの積み重なりなど
体全体のつながりから
手がかりを探します
まとめ
涼しい日が続いたあとに
暑さが戻ると
身体はもう一度
暑い環境へ
対応する必要が
あります
さらに8月中旬は
これまでの夏の疲れ
冷房
睡眠
食事
生活リズムの変化
なども重なりやすい
時期です
以前と同じように
動けないからと
無理をする必要は
ありません
暑さが戻った
最初の数日は
少し余裕を持って
休む
水分を取る
食べる
眠る
という基本を
整えてみてください
不調が長く続くときや
日常生活へ
影響しているときは
暑さだけの問題と
思い込まず
医療機関や専門家へ
相談することも大切です



